2022年公務員の夏ボーナスいくら? 福井県行政職員は2年連続で減少、9市の一般職員も…最高額は福井市

福井県と9市の夏のボーナス額

 福井県と県内17市町の公務員に6月30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く県の一般行政職員への平均支給額(平均年齢40.1歳)は、昨年同期比約2万6千円減の約71万7千円で、2年連続の減額となった。

 県人事委員会が昨年10月、民間の水準を反映し、夏と冬のボーナスを合わせた年間支給月数を4.45カ月から4.30カ月へ引き下げ勧告したことが要因。

 県の一般行政職員以外では、警察官への平均支給額(同36.4歳)が約72万1千円、教員(同42.0歳)が約84万8千円。

 県特別職への支給額は、杉本達治知事が約306万3千円だった。副知事は約240万3千円、教育長は約209万7千円。県会は議長が約214万4千円、議員が約183万8千円だった。

 県内9市の管理職を除いた一般職員の平均支給額も、昨年に比べ減額となった。最高額は福井市(平均年齢40歳1カ月)で約72万円。同市の東村新一市長は約240万7千円。

 今年2月4日に就任したあわら市の森之嗣市長は、通常の60%の約99万8千円、4月23日に就任した坂井市の池田禎孝市長は、通常の30%の約55万6千円だった。

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