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栃木県栃木市中心部を流れる巴波(うずま)川沿いで1日、「うずま川行灯(あんどん)まつり」が始まった。134基のあんどんの柔らかな光が巴波川を幻想的に照らした。9月30日まで。
市民団体「小江戸とちぎ会」が主催し、今回で9回目。市出身の切り絵師故川島雅舟(かわしまがしゅう)さんが制作した、蔵や山車などの切り絵が施されたあんどんが開運橋からうずま公園まで約800メートルの巴波川両岸に並ぶ。
この日は、午後6時半から点灯式が行われた。カウントダウンのかけ声とともに関係者たちがボタンを押すと、あんどんに一斉に明かりがともり、集まった人々から拍手が上がった。
同会の森田裕男(もりたやすお)世話人(59)は「コロナ禍でも希望のともしびだと思って続けてきた。今年も多くの人に楽しんでほしい」と話した。点灯時間は午後7~10時。