「打者パワーランキング」 エンゼルス・大谷は7位にランクイン

メジャーリーグ公式サイトは今季からの新企画として2週間ごとに「打者パワーランキング」を公開している。これは同サイトの記者投票によって、現時点で最も勢いのある打者を選出するものだ。6度目の投票となった今回は、前回2位だったヨーダン・アルバレス(アストロズ)が1位、前回3位だったポール・ゴールドシュミット(カージナルス)が2位に浮上。前回トップのアーロン・ジャッジ(ヤンキース)は4位に後退した。大谷翔平(エンゼルス)は7位にランクインしている。

1位アルバレス、2位ゴールドシュミット、4位ジャッジ、5位マイク・トラウト(エンゼルス)は今季ここまでの成績やここ最近のパフォーマンスを考えれば、納得の選出と言えるだろう。そんななか、3位には若き強打の捕手アレハンドロ・カーク(ブルージェイズ)がランクイン。6月は打率.341、7本塁打、18打点、OPS1.086という猛打を見せ、圏外から一気にトップ3に浮上した。また、大谷を上回る6位にはダンズビー・スワンソン(ブレーブス)がランクイン。4月はOPS.644と低調だったが、5月は.847と調子を上げ、6月は.953とさらに成績を向上させた。

7位の大谷について、メジャーリーグ公式サイトは「もしこのランキングが『打者+投手のパワーランキング』であれば、6月に投打両方のカテゴリーで大活躍した大谷は間違いなく1位だろう。残念ながら、ここでは打者としての活躍のみを評価している。しかし、昨季のアメリカン・リーグMVPは初めてこのランキングに登場するに相応しい活躍を見せた。6月21日のロイヤルズ戦では2本塁打8打点を記録した」と記している。

なお、8位には有望株捕手のアドリー・ラッチマン(オリオールズ)、9位にはフレディ・フリーマン(ドジャース)、10位にはラファエル・デバース(レッドソックス)がランクイン。このほか、ピート・アロンソ(メッツ)、バイロン・バクストン(ツインズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、マニー・マチャド(パドレス)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)らにも票が入った。

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