世界陸上日本代表に佐藤、小椋 栃木県勢2選手が初選出

(左から)佐藤風雅、小椋健司

 日本陸上競技連盟は1日、世界選手権(15~24日、米オレゴン州)に出場する日本代表を追加発表した。栃木県関係選手は男子400メートル、1600メートルリレーに佐藤風雅(さとうふうが)(26)=那須環境技術センター=、同やり投げに小椋健司(おぐらけんじ)(27)=県スポーツ協会=が選出された。2人とも初出場。

 佐藤は茨城県出身。中央高(茨城)から作新学院大に進み、2020年4月から現所属。20、21年と全日本実業団選手権男子400メートルを連覇し、今年5月のセイコー・ゴールデングランプリで自らが持つ同種目の県記録を更新する45秒40をマークし日本人最高の2位。6月の日本選手権で初優勝した。

 小椋は鳥取県出身。20年4月から県スポーツ専門員に認定された。21年6月に自己記録を更新する81メートル63をマーク。同年10月の全日本実業団選手権を優勝し、今年6月の日本選手権は80メートル25で2位に入った。

 栃木県関係選手の世界選手権出場は17年ロンドン(イギリス)大会女子やり投げの海老原有希(えびはらゆき)(上三川町出身)以来2大会ぶり。

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