七夕を元気に迎えてほしいと、原爆養護施設で暮らす被爆者へ地元の卸売組合が旬の青果をプレゼントしました。
安芸区の原爆養護施設「矢野おりづる園」で暮らす被爆者に贈られたのは因島で作られたスイカ20個と花火が彫られた冬瓜です。
旬の青果を味わって長生きしてほしいと地元の青果卸売組合がこの時期と冬の年2回行っているもので、今回で6回目です。
消毒液の他七夕用の笹や短冊も贈られ、入所者も飾り付けを楽しんでいました。
若林玲子さん(91)「スイカ大好きです。夏はこれが一番だと思う。結構重いですね」
現在、こちらの施設では98人の被爆者が暮らしており、平均年齢は90.7歳と高齢化が進んでいるということです。