今も5人が行方不明 西日本豪雨から4年 最多151人死亡の広島で祈りの一日 

西日本の広い範囲を襲い、県別では広島が最多となる151人が犠牲となった西日本豪雨災害から、4年を迎えました。被災地では、犠牲者への追悼式などが行われます。

4年前、県内は記録的な大雨のため、土石流やがけ崩れ、河川の氾濫などが広い範囲で発生しました。

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県のまとめでは関連死42人を含む151人が犠牲となり、5人がいまだ行方不明のままです。

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住宅の全壊は1176棟、半壊は3632棟に及びました。

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犠牲者の多くは、土砂災害に巻き込まれて亡くなりました。国や県などは、住宅に直接被害があったほか、山の土砂が崩壊する恐れがある県内301か所で、砂防ダムなどの整備を進めてきました。

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県によりますと、進捗率は昨年度末で99.67%でおおむね完了しています。

一方、近年大雨の災害が頻発する中、住民が「事前に身を守る行動をとる意識」をいかに高めていけるかなどが課題となっています。

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6日は、県内各地で追悼行事が行われ、祈りの一日となります。

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