西日本豪雨4年 広島県内最多犠牲者29人の呉市でも追悼行事

西日本豪雨の発生から6日で4年です。広島県内の被災地で犠牲者を追悼する行事が行われています。

広島県内にある市や町で最も多い29人が犠牲となった呉市では、犠牲者の追悼行事がありました。呉市役所のホールに設けられた献花台では、行政の関係者や被災地の住民などが花を手向けていました。

RCC

自治会長
「二度と災害が起きないようにということで、お誓い申し上げました。自主防災活動をずっと地域の皆さんとやっていこうと」

呉市役所の献花台は、午後5時まで、設置されるということです。

RCC

呉市の安浦小学校です。4年前、近くの川が氾濫し校内に土砂が流れ込み大きな被害を受けました。1年生のクラスでは、朝の会で児童は自分たちの学校がどんな被害を受けたかを学びました。

「黙とう」

RCC

国や県などは住宅に直接被害があったほか山の土砂が崩壊する恐れがある県内301か所で砂防ダムなどの整備を進めてきました。県によりますと、進捗率は昨年度末で99.67%でおおむね完了しています。

一方、近年大雨の災害が頻発する中、住民が「事前に身を守る行動をとる意識」をいかに高めていけるかなどが課題となっています。

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