大阪 → 東京 格安夜行バスで移動!4列シートの乗り心地をレビュー(@ライナー)

大阪 → 東京を格安で移動するなら夜行バスがおすすめです。新幹線で行くより1/3以下で移動することができる夜行バスは、若者を中心に多くの人が利用しています。今回は大阪から東京間を走る夜行バスに乗車し、乗車率や乗り心地を中心に紹介します。大阪 → 東京の夜行高速バスを予約する## 神戸・大阪・京都 → 東京・TDL 夜行バスなら安くてお得!

神戸・大阪・京都 → 東京・TDLで運行される「@ライナー(アットライナー)

神戸・大阪・京都から東京まで格安で移動する際に利用したいのは夜行バスです。
今回筆者は大阪から東京まで夜行バスで移動しましたが、運賃はなんと3,300円。同区間を新幹線で移動した場合は13,870円なので、夜行バスは新幹線より約77%も安いのが最大の特徴です。

詳しい夜行バスと新幹線利用時の所要時間、運賃の比較は次の通りです。

夜行バス東海道新幹線「のぞみ200号」※■出発ヨドバシ梅田タワー前バスターミナル
22時20分新大阪駅
6時00分到着鍛治橋駐車場(東京駅)
6時48分東京駅
8時23分料金3,300円 ※●13,870円

※■…新幹線は自由席を利用。
※●…高速バスの運賃は乗車する日によって前後します。

運賃が安い夜行バスですが、心配なのは乗り心地や乗車後の疲労感ですよね。それらは実際に乗らないとわからないところですので、今回はその様子を詳しくリポートします。

ヨドバシ梅田に隣接する「LINKS UMEDA」1Fのバス乗り場から乗車!

ヨドバシカメラマルチメディア梅田の様子

JR大阪駅御堂筋北口の様子

それではバス乗り場まで向かいます。
今回、乗車する夜行バスはJR大阪駅近くにある「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」に隣接している「LINKS UMEDA」内にある「ヨドバシ梅田タワー前バスターミナル」から発車します。
まずは、そこまでの行き方を紹介します。大阪駅御堂筋北口からバス乗り場までは徒歩7分程度です。

JR大阪駅から乗り場まで行く場合は「御堂筋北口」から出て、目の前にあるエスカレーターをのぼります。

ヨドバシカメラまでつながる通路

エスカレーターをのぼるとヨドバシ梅田まで向かう通路があります。目の前の大きな建物がヨドバシ梅田ですので、通路を進みヨドバシ梅田側まで歩きます。

こちらの通路は22時で閉鎖されてしまうので、22時以降の夜行バスに乗車する場合は、御堂筋北口付近から一度地下に入り、ヨドバシカメラ方面に向かうと店舗の入り口があり、そこからも行くことができます。それか西側約100mほどのところにある横断歩道を渡り、左側の歩道を進むとバス乗り場に到着します。

ヨドバシ梅田沿いを歩く

スターバックス コーヒー LINKS UMEDA2階店を通り過ぎる

通路を渡り終えると突き当たりを右に曲がり、ヨドバシ梅田沿いを歩きます。

しばらく進むと「スターバックス コーヒー LINKS UMEDA2階店」があるので、それを通り過ぎるように直進します。

階段をおりる

スタバを通り過ぎると地上におりる階段があるのでそれをくだります。

LINKS UMEDA(リンクス 梅田)

1階におりるとヨドバシ梅田の北側にある商業施設「LINKS UMEDA(リンクス 梅田) 」の入り口に出ます。

写真の場所まで来たら入り口付近を右に曲がります。

リンクスアベニューを直進する

右に曲がると「リンクスアベニュー」というバスターミナルにつながる通路があります。

頭上にもバスターミナルまでの案内が出てきました。この通りを直進するとバスターミナルに到着します。

「ヨドバシ梅田タワー前バスターミナル」に到着!

直進すると「ヨドバシ梅田タワー前バスターミナル」に到着します。21時以降は高速バスが発着しているので目的地はわかりやすいです。

バスインフォメーションセンター「SAKURA BUS SQUARE」

待合スペースの様子

以上が大阪駅からバス乗り場までの行き方でした。
続いて乗り場付近の施設を紹介します。

バス発車まで時間がある場合は、バス乗り場付近から「LINKS UMEDA」の中に入るとすぐにバスインフォメーションセンター「SAKURA BUS SQUARE」と、待合スペースがあります。

筆者が行った時は待合スペースは満席でした。バス利用者以外でも気軽に利用できるため、運が良ければ着席できる程度に思った方が良いかもしれません。

ここと隣接する形で「ファミリーマートLINKS UMEDA店」があります。バス乗車前に歯ブラシや飲食物などの必要なものはこちらであらかじめ購入しておきましょう。

バスに乗車!車内の様子は?

高速バス乗り場の発車標

乗り場に到着した東京ディズニーランド行き夜行バス

今回乗車する高速バスはさくら高速バスが運行する「@ライナー(アットライナー)」SA52便です。乗り場には発車10分ほど前に到着しました。

このバスは神戸発で大阪と京都を経由して、東京駅・東京ディズニーランドまで向かいます。バスの発車場所と到着場所は次の通りです。

乗車のバス停

神戸市役所前21時20分ヨドバシ梅田タワー前バスターミナル22時20分京都駅八条口東側23時35分### 降車のバス停

鍛治橋駐車場(東京駅)6時48分お台場(東京テレポート駅前)7時30分東京ディズニーランド(TDL)8時10分

2+2の4列シートが並ぶ車内

車内の様子です。
今回乗車したバスは「@(アット)ライナー® スタンダード」というブランドで、2+2の4列シートが11列並びます。黄色くてツヤのある座席が特徴です。

リクライニングした際の様子

座席をリクライニングした際の様子です。
座席はあらかじめリクライニングされた状態でセットされています。これなら後ろの人に気兼ねなくゆったり過ごすことができますね。

実際に着席した際の様子

座席に着席した際の様子です。
座席間隔は70cmです。筆者は身長が183cmあるのですが、少し窮屈に感じました。隣に人がいない場合は斜めに座るなどして、少しでもスペースを確保して乗車したいところです。

可動式タイプの枕

座席の枕は可動式タイプなので、自分の好みの位置に枕の高さを調節できます。

各座席にUSB-Aタイプの充電タップがある

各座席にはUSB-Aタイプの充電タップが備わっています。スマートフォンなどを充電することができるので、目的地に到着後フル充電で活動することができます。

また、最近流行りのUSB-Cタイプの充電器では差し口が異なるため充電することができませんので注意が必要です。

USB-Aタイプ

USB-Cタイプ

バスの設備は以上です。価格に似合ったスタンダードな車内設備になっていました。
可動式枕や充電タップなど、あると嬉しい設備が備わっていることがわかります。

車内にはお手洗いの設備はありませんので、トイレは途中3回の休憩時に済ませるようにしましょう。
また、窓側席と通路側席を隔てる仕切りカーテンはありませんでした。
知らない人が隣に乗車すると少し気になるかと思いますが、その代わり肘掛けがしっかりした大きさになっています。

大阪 → 東京のさくら観光・アットライナーを予約する!## 大阪を出発!途中休憩は3回!

大阪発車時の様子

バスは定刻通り22時20分に大阪を出発しました。途中京都でお客さんを乗せて3度の休憩を挟み東京に向かいます。
神戸から乗車している人が3名ほど、大阪からは10名ほど乗車したため、この時点で窓側席は6割ほど埋まっているイメージでした。男女比は女性が7割、男性が3割くらいといった印象です。
主に20代くらいの若者が多く、中には友達同士の方もいましたが、大半の人が1名で利用していました。

京都に着くまでの間は電気は完全に消灯しませんので、気になる方はあらかじめアイマスクを準備した方が良いでしょう。

桂川パーキングエリアで短時間のトイレ休憩

桂川パーキングエリアのトイレ

大阪から京都に向かう途中、京都府の桂川パーキングエリアで時間調整を兼ねた短時間のトイレ休憩があります。つまり、神戸・大阪からの乗客は4回の休憩、京都からの乗客は3回の休憩が設定されています。

桂川パーキングエリアでの停車時間は5分少々なので、トイレだけ済ませたらすぐ車内に戻りました。

京都到着時の様子

大阪から1時間、23時20分ごろ京都駅八条口東側に到着しました。ここでも約5名ほどの人が乗車しました。今回は平日に乗車しましたが、乗客全員が2列シートを1人で使用できるくらいの乗車率でした。
京都を出ると車内照明を消灯して走行します。

土山サービスエリアの様子

土山SA内の様子

京都を出て1時間後、深夜0時30分ごろ滋賀県の土山サービスエリアに到着します。
ここでは約15分ほどの休憩時間があります。

遠州森町パーキングエリアの様子

遠州森町パーキングエリアのトイレ

土山サービスエリアを発車すると午前3時ごろに静岡県の遠州森町パーキングエリアで休憩を挟みました。

筆者はなかなか寝付けなかったのでここでも一度車外に降りて気分転換をしました。
トイレ休憩でなくても、一度バスを降りて外の空気を吸うことでリラックスすることができます。そのおかげでその後は十分眠ることができました。

遠州森町を出ると最後に神奈川県の海老名サービスエリアで休憩を挟みます。

東京に到着!疲労感や眠気は?

鍛冶橋駐車場の入り口付近の様子

バスは時間通り、翌朝6時48分に鍛治橋駐車場(東京駅)に到着しました。乗客の多くはここで下車していました。バスは鍛冶橋発車後、お台場(東京テレポート駅前)東京ディズニーランド(TDL)の順に停車していきます。TDLまで行く方は、このままバスに乗車していれば到着します。

下車後の感覚は、少しお尻の痛みが残った感じでした。

夜行バスには何度も乗車している筆者ですが、やはり慣れることはなかなかありません。ですが、到着後は案外スムーズに活動することができました。

東京駅まで向かう様子

鍛冶橋駐車場から東京駅までは歩いて約5分です。出入り口を出て左手にまっすぐ進むと東京駅の八重洲口に到着します。
道中にある信号では、同じく夜行バスで鍛冶橋に到着して東京駅に向かう人が多く信号待ちをしていました。

東京駅八重洲口の様子

東京駅八重洲南口の様子

信号を渡ると東京駅八重洲口に到着します。
近くにはマクドナルドJR東京駅店があり、夜行バスを降りた多くの人がここを利用しているのが印象的でした。

夜行バスは安いだけではなく、朝早く目的地に到着できることも大きなメリットです。
東京到着は朝7時前なので、到着後は観光やスポーツ観戦、アーティストのライブツアーなど、1日を存分に楽しむことが可能です。

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