瀬戸大橋線妹尾駅でオーバーラン 上下5本に遅れ、940人影響

JR西日本岡山支社

 6日午後7時55分ごろ、岡山市南区東畦のJR瀬戸大橋線妹尾駅で、高松発岡山行き快速マリンライナー(5両編成、乗客約130人)が停止位置を約320メートル行き過ぎて停車した。付近の踏切が誤作動する恐れがあったため後退せず、そのまま通過した。

 JR西日本岡山支社によると、30代の男性運転士は「妹尾駅を通過駅だと思い込み、ブレーキ操作が遅れた」と説明しているという。同駅で乗る予定だった4人は後続の快速列車が臨時停止し乗車してもらった。同駅で降りる乗客はいなかった。同線の上下計5本が最大16分遅れ、約940人に影響した。

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