【参院選2022】神奈川選挙区 立民・寺崎氏「最後まで戦い抜く」 党の〝一本化〟方針に反発 

選挙活動を支える国会議員らと記者会見に臨んだ立憲民主党の寺崎氏(前列中央)=6日、県庁

 参院選神奈川選挙区で、立憲民主党が公認候補2人のうち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で、新人の水野素子氏(52)に支援を集中させる方針を示したことを受け、同じく同党新人で前県議の寺崎雄介氏(50)は6日、県庁で会見し、「まっとうな政治を実現するために最後まで戦い、勝ち抜く思いは全く変わっていない」と訴えた。

 党方針を巡っては、4日に西村智奈美幹事長が県連幹部に対し「今後は党の主力を水野氏に寄せ、確実に当選を図る」と伝えた。当選の可能性がより高いと判断し、党幹部らが県内入りした際の応援は水野氏に限定するという。

 会見には支援する国会議員らが同席。寺崎氏は、選挙戦終盤に入って党方針が示されたことについて「強い憤りを感じる。支援者に申し訳なく、(党本部に)猛省を促したい」と批判。選挙戦への影響については「目の前の有権者と触れ合うことを徹底していく。全く影響はない」と力を込めた。

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