池袋 → 新潟は高速バスで移動すると格安で移動することができます。新幹線と比較すると、時期にもよりますが、1/4〜1/2の料金で利用することができます(シートによって値段は変わります)。
高速バスは格安で移動できるほか、設備の面でも他の交通手段と比べると充実しています。車内を含め、乗車した際の様子を詳しく紹介します。池袋 → 新潟の昼行バスを予約する## 池袋 → 新潟間 高速バスで3列独立シートで5,200円。豪華な車内設備で快適移動!
池袋 → 新潟を結ぶ越後交通の高速バス
上越新幹線で使用されるE7系
東京(池袋) → 新潟間の移動は主に鉄道(新幹線)利用と高速バスで移動する場合の2通りの行き方があります。
東京駅から新潟駅までを新幹線で移動する場合、合計で10,230円かかりますが、今回筆者が利用した高速バスは3列独立シートで5,200円でした。新幹線で移動する場合と比べると約半額です。
新幹線と高速バスの所要時間と料金の比較は次の通りです。
高速バス上越道新幹線
「とき319号」※■出発池袋駅東口
11時00分東京駅
11時40分到着新潟駅万代口
16時12分新潟駅
13時47分料金5,200円 ※●10,230円
※■…新幹線は自由席を利用。
※●…高速バスの運賃は乗車する日によって前後します。
料金が安いのもさることながら、高速バスは設備面が充実しているのも特徴です。
今回筆者が利用した越後交通の高速バスは、3列独立シートを採用しています。
車両の幅の関係もあり鉄道ではなかなか採用例が少ない3列独立シートですが、高速バス・夜行バスでは採用しているバス会社も多いです。
高速バスで長距離を移動する場合、乗り心地や疲労感などが気になるところですよね。
今回は池袋発・新潟行き3列独立シートの高速バスに乗車し、その様子をお伝えします。
池袋駅東口高速バス乗り場から乗車!
池袋駅中央改札付近の様子
改札口を出て東口まで歩いていく様子
バスに乗るために、まずは乗り場まで向かいましょう。
今回乗車する高速バスは池袋駅から歩いて5分ほどのところにある池袋駅東口乗り場から発車します。
JR池袋駅の中央改札から出て、東口方面(西武池袋線乗り場方面)に向かいます。
階段をのぼります
改札を出て2分ほど歩き、西武池袋線方面に向かう階段をのぼります。
正面の出口から出る
目の前の信号を渡る
「池袋駅東口交番」の傍を通り過ぎる
階段をのぼった先に信号があります。
マツモトキヨシの看板に向かって信号を渡ると左手に「池袋駅東口交番」があります。この交番の脇を通り過ぎるように歩きます。
ここまで来るとバス乗り場はもうすぐです。
池袋駅東口高速乗り場の様子
高速バスの時刻表
交番から1分ほど歩くと池袋駅東口高速バス乗り場に到着します。
頭上の案内に大きく「高速バス」と書かれているのでわかりやすいです。
この乗り場からは長野、新潟、北陸方面に向かう高速バスが多く発車しています。
バス停の近くにある「西武バス池袋チケットセンター」
建物内の様子
バス乗り場の近くには「西武バス池袋チケットセンター」があります。建物内はチケット販売のカウンターと、その奥には待合室があります。
高速バス利用者の利便性を高めるために設けられたこの待合室は、高速バス利用者であれば誰でも利用することができます。
建物内には待合スペースのほか、パウダールーム・フィッティングルームがあるので女性の方でも安心して利用できます。
当日外は暑かったので、筆者もバスが来るまで待合室で涼むことにしました。
高速バスに乗車!車内の様子をたっぷり紹介!
乗り場に到着した越後交通の高速バス
バスは概ね発車の10分前に乗り場に到着することが多いので、その時間を目安に乗り場に移動しました。
ほどなくしてバスが到着。乗務員さんに自身の名前を伝えてバスに乗り込みます。
車内の様子
バス車内の様子です。
車内には3列独立シートが並んでいます。高速バスは2+2の4列シートを採用していることが多いですが、今回乗車したバスは3列シートです。3列シートには(2+1)のタイプと独立タイプ(1+1+1)があります。
※車両の運用上、もしくは2号車以降(増発便)は4列シートでの運行となる場合がございます。
座席数が少なくなっているため、隣との密着感も少なく快適に過ごせます。その分、料金が少し高いですが….
座席の様子
座席をリクライニングした際の様子
実際に着席した際の様子
座席の様子です。
座席自体も重厚感があり、座り心地の良いものになっています。
リクライニングも十分深くまで倒れ、長時間乗車でも安心して過ごせそうです。
レッグレスト
フットレスト
各座席にはレッグレストとフットレストの装備があります。
これらの設備は鉄道だとグリーン車以上の格が高い座席に装備されていることが多いですが、高速バスは比較的ついていることが多いです。
これらの装備を使用すれば、横になったのと近い状態で移動できるので、さらなる快適性の向上に寄与してくれます。
各座席に備え付けられるコンセント
フリーWi-Fi(無線LAN)も使用できる
各座席にはコンセントの設備もあります。
これがあれば長時間の乗車でもスマートフォンの充電を気にせず過ごすことができます。
さらに車内には乗客であれば誰でも利用できるフリーWi-Fi(無線LAN)も搭載されています。
フリーWi-FiはSNSかメールアドレスの登録で利用することができます。実際に使用してみましたが、インターネットでのWEB検索やYouTubeでの動画視聴などはスムーズにおこなうことができました。
車両中央部にあるトイレ
車両中央部にあるトイレ
車両中央部にはお手洗いの設備も設けてあります。
車内にトイレがあれば万一渋滞に巻き込まれた場合でもいつでも行くことができるので安心ですね。
肘掛けに収納されているテーブル
さらに、肘掛けには小さなテーブルも収納されています。
飲み物と軽食類であれば置くことができるので、途中休憩時にサービスエリアで購入した飲食物を食べる際に重宝するでしょう。
(車内での食事を禁止しているバスもありますので、おやつなどの軽食を食べる際は乗務員や運転手に事前に確認をとりましょう)
以上が車内設備です。
快適に過ごすことができる設備が多く備わっている車内は、長時間乗車しても安心して過ごすことができます。
新幹線のグリーン車に匹敵するくらいの豪華な車内になっているので、格安で豪華な移動を楽しみたい人にもオススメです。
池袋 → 新潟の3列独立シート昼行バスを予約する!## 池袋を発車!新潟まで快適なバスの旅
池袋付近の様子
バスは時刻通り11時00分に池袋を発車しました。
池袋からは概ね8名程度が乗車しました。乗客は老若男女さまざまで、男女比も半々くらいです。50代くらいのご年配の男性も利用していました。
バスは池袋を出ると道中3つの停留所で乗車のお客さんを乗せて新潟へ向かいます。そのうち下落合と練馬区役所前で1名ずつ乗車する人がいました。
乗車の停留所は次の通りです。
乗車のバス停
池袋駅東口11時00分下落合駅11時10分練馬区役所前11時20分川越的場11時50分### 途中休憩は2回(上里SA(埼玉県)、越後川口SA(新潟県))
最初の休憩地上里サービスエリアの様子
上里サービスエリア内の様子
途中休憩は2回設定されています。
最初の休憩は池袋発車から1時間30分後、12時30分ごろに埼玉県の上里サービスエリアでした。ここでは約15分ほどの休憩時間が設定されています。
時間もちょうどお昼頃なので、筆者はSA内でパンを購入し車内で食べることにしました。他にもSAで購入したものを車内で食べる人が数名見受けられました。
関越自動車道の車窓
バスは順調に関越自動車道を走行し新潟県に入ります。
昼便の高速バス旅の醍醐味は車窓を楽しめることです。上越新幹線はトンネルが多い区間が続きますが、関越道はそれが比較的少ないです。
この日はよく晴れた日でしたので遠くに山を望む雄大な車窓を楽しむことができました。
乗車しているバスは新潟県内に入るとスポットスポットに降車の停留所があります。
停留所は主に関越道のインター付近にあります。降車できる停留所は以下の通りです。
降車のバス停
湯沢13時56分六日町14時12分小出14時26分小千谷15時02分越路15時10分長岡北15時17分栄(新潟県)15時30分三条燕15時34分巻潟東15時42分鳥原15時52分新潟駅万代口16時12分万代シティバスセンター16時17分
越後川口サービスエリアの様子
14時30分ごろ、バスは新潟県の越後川口サービスエリアで2回目の休憩をとります。
ここでの休憩時間も15分です。
ホットフードを販売している売店
SA内にはホットフードを販売している売店もあります。
調理時間の記載があるり、どれも5分程度で提供されるので休憩時間中に食べるのも良いですね。
展望台からの眺め
SA内には展望台もありました。
展望台からは信濃川と山々の雄大な景色を楽しめます。
新潟駅・万代シティバスセンターに到着!
新潟駅万代口の様子
バスは定刻よりも20分ほど早い15時54分ごろに新潟駅万代口に到着しました。
途中のバス停でも何名か降車客がいましたが、ここでほとんどの乗客が降りて行きました。
万代シティバスセンター到着時の様子
さらに新潟駅から約5分乗車すると終着の万代シティバスセンターに到着します。
ここでは新潟市内に向かう各路線バスに乗り換えることができます。
終着まで乗車したのは筆者だけでしたが、ここまで来たからには是非食べてみたいものがあります。
万代シティバスセンター1階にある立ち食い蕎麦屋
それはB級グルメで有名な「バスセンターのカレー」です。
バスの待ち時間に食べられる安くて早い「バスセンターのカレー」は、テレビや雑誌などで取り上げられいまや新潟を誇るソウルフードになっています。
普通盛りのバスセンターのカレー
どれくらい早いのか気になりましたが、注文からわずか20秒ほどで提供されました。
昔ながらの黄色いルーが特徴です。価格はミニが390円、普通が490円、大盛りが580円です。
実際に食べてみるとスパイシーで辛いのが特徴です。筆者は辛いものが苦手なので、水を大量に飲みながら完食しました。
大きなじゃがいもや玉ねぎ、お肉が入っているので味は美味しいです。
新潟にバスで行く機会があればぜひ食べてみたい一品ですね。
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