チェルシーFCとキットサプライヤーのNikeは7日、2022-23シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
Chelsea 2022-23 Nike Home
22-23新ホームユニフォームは、21-22モデルとは大きく異なるシンプルなデザインを採用。独特のグラフィックを施した控え目の立ち襟が特徴的なキットである。胸スポンサーは通信会社の「Three」で継続。
パンツはシャツと同じブルー。ソックスはホワイトを基調に、ブラックとターコイズブルーのストライプ。
クラブの説明によれば、今回のキットは愛称“BLUES”を定着させたレジェンド監督の故・テッド・ドレイク氏へのオマージュとのこと。ドレイク氏はチェルシーで選手としてのキャリアは無いが、1952年から61年まで監督を務め、54-55シーズンにはチームを初の1部リーグ優勝に導いている。
ドレイク氏は1952年の監督就任後、いくつかの点でクラブの改革を実行。その一つが今では当たり前のように使うライオン柄エンブレムの導入だった。ただし、そのライオン・エンブレムを初めてユニフォームに装着したのは1960年のことである。
そんなドレイク氏の功績を称え、この新ユニフォーム襟部分にはターコイズブルーでライオンをデザインしている。
シャツのデザインは、ドレイク監督時代と重なる1950年代のキットデザインを現代風に解釈したもの。当時は大きめの白い襟付きユニフォームを着用していた。
そしてドレイク氏が取り入れたエンブレムとは、丸囲みの中に立ち姿のライオンを描いたもの。現在使用するエンブレムの“原型”である。