守れ歩行者 横断歩道のキャラ出動 岡山南署、タクシーラッピングへ

キャラクターの衣装を着て撮影に臨む岡山南署員

 岡山南署は、横断歩道での歩行者優先の交通ルールを啓発する署のキャラクター「横断歩道マン」「横断歩道レディ」のラッピングタクシーを走らせるPR作戦に乗り出す。8日、岡山市内で撮影が行われた。8月下旬から約1年間、街中を走る。

 横断歩道マンは昨年9月、横断歩道レディは今月誕生した。ともに胸元から脚にかけて横断歩道のゼブラ柄があしらわれている。横断歩道レディは、夜光反射材やLEDライトも身に着けている。

 ラッピングするのは岡山交通(同市)のタクシー6台程度。それぞれ違うデザインを予定しており、撮影では両キャラクターに扮(ふん)した署員がカメラマンに向かってポーズを決めていた。

 石松将同署地域安全交通官は「思いやりとルール順守の徹底につなげたい」としている。

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