つるんと満喫♪「そうめんの日」 南島原の特産品、給食で提供

そうめんをおいしそうに頬張る児童=南島原市、堂崎小

 長崎県南島原市は7日の「そうめんの日」に合わせ、特産品の島原手延べそうめんを使った給食を市内計21の小中学校に提供した。
 平安時代、宮中の七夕の儀式で、そうめんの元になったとされる索餅(さくべい)を供えて無病息災を願ったことから、全国乾麺協同組合連合会(東京)が1982年、7日を「そうめんの日」と定めた。
 同市では、全国2位の年間生産量(約1万2千トン)を誇る特産品に親しんでもらおうと、2011年から毎年給食で提供している。
 有家町の市立堂崎小(林田規行校長、105人)ではキュウリやニンジン、モヤシが添えられた冷やしそうめんや星形のコロッケが献立に取り入れられ、児童がおいしそうに頬張った。
 4年の金丸愛実さん(9)は「暑い日は喉につるんと入る冷やしそうめんがぴったり。家族で釣りに出かけたときにも食べる。最近はそうめんを湯がけるようになった」と目を輝かせていた。


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