参院選長崎選挙区 深夜に大勢判明へ

 第26回参院選は10日に投開票される。長崎県内では繰り上げ投票が9日に実施された11カ所を除く830カ所で一斉に投票が行われ、即日開票する。6人が立候補した長崎選挙区(改選数1)は、深夜に大勢が判明する見通し。
 立候補しているのは届け出順にいずれも新人で、自民の元県議山本啓介氏(47)=公明推薦=、日本維新の会の元県議秘書山田真美氏(50)、NHK党のアルバイト大熊和人氏(52)、共産の党県委員会常任委員安江綾子氏(45)、立憲民主の会社役員白川鮎美氏(42)=社民推薦=、政治団体「参政党」の通訳業尾方綾子氏(47)。
 8日は安倍晋三元首相が銃撃されたことを受け各陣営は遊説を中止するなどの対応を取ったが、9日は大票田の長崎市などで最後の訴えに全力を挙げた。
 投票は一部地域を除き10日午前7時~午後8時。開票は県内21市町で行われ、早いところでは午後8時から始まる。選挙区は11日午前1時ごろ、比例代表は同午前3時ごろ票が確定する見通し。いずれも県選管のホームページで開票状況を随時公表する。
 県選管によると、県内の有権者数は先月21日時点で111万2435人(男51万6716、女59万5719)。


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