アマ将棋名人戦予選 井口さんV2 県代表 準優勝の荒瀬さんと全国へ

井口仁さん

 アマチュア将棋の日本一を決める「第76回全日本アマ将棋名人戦」の岡山県予選(日本将棋連盟県支部連合会、山陽新聞社主催)が10日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれ、広島大付属福山高1年井口仁さん(16)が2連覇を果たした。準優勝の荒瀬啓介さん(18)=倉敷市=とともに県代表として全国大会に出場する。

 県予選は1級以上が対象で、備前、備中、美作の3地区大会の上位者ら90人が出場。日本将棋連盟の棋士有森浩三・八段を審判長にトーナメントで対局した。新型コロナウイルス感染防止対策のため、持ち時間を例年より5分短縮し各15分(時間切れ後30秒の秒読み)とした。

 今回から優勝者を対象にした県知事賞が設けられ、伊原木隆太知事が井口さんにトロフィーを手渡した。全国大会は9月10~12日に東京である。

 他の上位成績者は次の皆さん。(敬称略)

 (3)羽仁豊(倉敷市)高垣周平(久米南町)(5)土山泰輝(美咲町)吉村俊介(岡山市)川口剛(津山市)松井洋二郎(倉敷市)

荒瀬啓介さん
盤上でしのぎを削る出場者たち

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