欠員に伴う県議補選壱岐市区(定数1)は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民新人で前壱岐市議の鵜瀬和博氏(53)が無所属新人で社会福祉法人理事長の割石賢明氏(69)を破り、初当選した。
鵜瀬氏は自民党壱岐支部などの支援を受け、政権与党の立場や議員経験で培った人脈をアピール。国や県との連携強化を訴え、支持を広げた。鵜瀬氏は「県、国とのパイプを太く、長くして、壱岐の厳しい現状を伝えていく」と抱負を語った。
割石氏は精力的に地域を回り、福祉の充実などを訴えたが及ばなかった。
同市区は参院選長崎選挙区に立候補した山本啓介氏の県議辞職に伴い、欠員が生じていた。
当日有権者数は2万1277人(男1万86、女1万1191)、投票率は68.95%=県選管調べ=。
▽県議補選壱岐市区開票結果
(選管最終)
当 8338 鵜瀬 和博 自新
6008 割石 賢明 無新