大会3日目、チバテレ+プラス編集部は柏の葉公園野球場で行われた第2試合、鎌ケ谷 vs 柏を取材しました。
両者1点ずつ点を重ね、2対1で迎えた3回裏。
柏高校のキャプテンで、3番打者・石渡猛が2人を返す3ベースヒットを放ちます。
このプレーで柏高校のスタンドは大盛り上がり!
しかしその後、5回表に試合が動きます。
柏が1点リードしている局面で、鎌ケ谷が次々と得点を重ね5点の大量得点。
それ以降も互いに得点を奪い合いますが、そのまま鎌ケ谷が逃げ切り2回戦を突破。
柏高校はここで敗退となりました。
2019年の夏の大会時は「連合チーム」で出場していた柏高校。
現在の3年生10人が入部した2020年から単独チームとして出場できるようになったといいます。
試合後に取材に応じた 柏高校 石渡 猛キャプテンは―
「良い人ばかりでチームに恵まれたなと思います。楽しくプレーすることを目標にしていたので、今日の試合も悔いはない」「後輩にはあきらめずに頑張ってほしいです」
なお、この試合で、小学2年生から続けてきた野球人生に一区切り。
ひとまずは大学に向けて勉強に専念するとしています。
スタンドで見守っていたお母さんに何か伝えるとしたら?と問うと、少し照れ臭そうに「一区切りついたから、ありがとうと言いたい」と、答えました。
一方、スタンドで出会った石渡キャプテンの母親は「ずっと応援してきたので振り返ったら色々な出会いもあり、楽しかったです。感謝しています。お疲れ様と声をかけたい」と笑顔で話しました。
また、「3年生が全員出られてよかった…。最後まで諦めなかったのも良かったです。あと一歩届かなかったですが、2年生などみんなに支えてもらった」と話し、選手たちを称えていました。
選手はもちろん、見守る母も…高校野球にはそれぞれの“想い”が溢れています。
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