レンジャーズ・シーガーとブレーブス・ライリーが週間MVPを受賞

日本時間7月12日、メジャーリーグ機構は2022年レギュラーシーズン第14週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはコリー・シーガー(レンジャーズ)、ナショナル・リーグはオースティン・ライリー(ブレーブス)が選出された。シーガーはドジャース時代に1度受賞しており、自身2度目の受賞。レンジャーズからの選出は昨年4月のアドリス・ガルシア以来となる。一方のライリーも自身2度目の受賞。ブレーブスからの選出は昨年7月のオジー・オルビーズ以来となった。

28歳のシーガーは6試合に出場して打率.500(22打数11安打)、4本塁打、9打点、出塁率.556、長打率1.046、OPS1.601の好成績をマーク。日本時間7月9日からのツインズ3連戦でいずれも本塁打を放ち、今季2度目の3試合連続本塁打を記録したほか、直近5試合で4本塁打と量産態勢に突入している。今季すでに19本塁打を放っており、前半戦のうちに15本塁打以上を放った遊撃手はアレックス・ロドリゲスに続いて球団史上2人目。また、19本塁打は遊撃手メジャー最多の数字であり、前半戦の自己新記録にもなっている。

25歳のライリーは7試合に出場して打率.448(29打数13安打)、3二塁打、3本塁打、8打点、出塁率.484、長打率.862、OPS1.346の好成績をマーク。日本時間7月11日のナショナルズ戦で2試合連発となる23号ソロを放ったが、2試合連続本塁打は今季5度目となった。23本塁打に加えて21二塁打を記録しており、現時点で二塁打と本塁打をそれぞれ20本以上放っている打者はメジャー全体で唯一。前半戦で打率.280、20二塁打、20本塁打を達成すれば、ハンク・アーロン、フレッド・マグリフ、フレディ・フリーマンに続いて球団史上4人目の快挙となる(現在の打率は.282)。

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