【高校野球】横浜のチアが神奈川大会デビュー 共学化で名門の応援席に華 「振り付け大きく、表情も大事に」 

神奈川大会デビューを果たした横浜のチアリーダー=サーティーフォー保土ケ谷

◆横浜10-0生田東(6回コールド)

 2018年以来の連覇へ、六回コールドで初戦突破を果たした横浜。一塁スタンドではチアダンス部が神奈川大会デビューを飾り、息の合った振り付けで盛り上げた。

 公式戦で披露するのは昨夏の甲子園以来。今大会は3年ぶりに応援団も参加できるようになり、林日夏里部長は「すごく楽しみで皆の士気が高まっていた」。大会前は応援指導部と週4、5日のペースで練習を重ねてきた。

 3年生は共学化された2020年度の1期生。林さんは中学3年間で磨いたチアダンスの技術を生かし、名門の野球部を応援したいと入学を決めた。横浜の応援は「すごく盛り上がる。曲が変われば空気も変わる。振り付けも大きく見せて表情も大事にしています」とやりがいを語る。

 「すごく大きくて緊張して手が震えた」という聖地へ再び―。その思いは選手と同じだ。「見ているだけで元気が出るチアをやりたい。選手たちにも応援してくれているんだというのが伝われば」と意気込んだ。

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