バスケットボールB1宇都宮ブレックスは12日、2021-22年シーズンまでB1富山に所属したパワーフォワード、ジュリアン・マブンガ（32）の入団が決まったと発表した。リーグ屈指の外国籍選手の獲得で、連覇に向けた大きな補強になりそうだ。
マブンガは203センチ、106キロ。ジンバブエ出身で米マイアミ大を卒業後、イタリアやイスライエルなどでプレーした。2015年、TKbjリーグの滋賀に入団し、翌年から発足したBリーグでは滋賀のほか、17年から京都に3季、20年から富山に2季所属した。
昨年11月には史上3人目のB1通算5千得点を達成。6季通算5494得点は歴代3位。
周囲を生かすアシスト能力も高い万能型。3部門で2桁の「トリプルダブル」をリーグ断トツの17回記録するなど驚異の成績を残してきた。
Bリーグでのキャリアハイは得点47、リバウンド19、アシスト16。個人成績ランキングでは16-17年に1試合平均19.5得点で3位、18-19年に21.6得点で6位、8.5アシストで1位、20-21年に20.7得点で3位、7.4アシストで1位。
クラブを通じ「チームが自分に求めることを何でもやろうと思っている。宇都宮にチャンピオントロフィーを留めるために毎試合全力を尽くす」とコメントした。これで三つの外国籍枠全てが埋まった。
