消防の仕事、火事の怖さ 園児学ぶ 美作市消防本部に一日入署

署員と放水体験を行う湯郷こども園児たち

 美作市内の園児が5~8日、市消防本部(楢原下)に一日入署し、消防の仕事や火事の怖さを学んだ。

 保育園、幼稚園、こども園の計7園の年長児が対象。放水体験のほか、火を扱うときの注意点などを伝える動画を見たり、地震体験車に乗って揺れを実感したりした。

 湯郷こども園(湯郷)の園児は5日に訪れ、42人が参加。放水体験は、2人一組で署員と一緒にホースを持ち約10メートル先の的に向かって水を飛ばした。見事命中すると笑顔を見せていた。地震体験車ではテーブルといすが置かれた部屋で震度4を体感し、揺れが起きると、素早くテーブルの下に潜り込んだ。

 男児(6)は「ホースは重たかったけど、上手に水を出せた。消防士の人たちはかっこよかった」と話した。

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