潮風に揺れる“ハマボウ”の花 佐世保・鹿子前「うみかぜ広場」

見頃を迎えたハマボウの花=佐世保市、うみかぜ広場

 長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島パールシーリゾート内「うみかぜ広場」で、夏の訪れを告げるハマボウの花が潮風に揺られ咲いている。8月上旬まで楽しめそう。
 九十九島ビジターセンターによると、ハイビスカスの仲間で1日で花がしぼむ「一日花」。市は準絶滅危惧種に選定している。海岸に自生し海の流れを使って種を運び分布を広げる。
 同センターの学芸員、岡山桂さん(26)は「オクラの花に似ているかわいらしい見た目。青い空に映える黄色い花を楽しんでもらえたら」と話した。


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