日本代表、E-1で見つかった5人のスター選手

今年は日本で開催されるEAFF E-1サッカー選手権。

東アジアサッカー連盟が主催する同大会は、以前は東アジアカップという名前で呼ばれていた。

ここでは、E-1(東アジアカップ)で日本代表にデビューした選手を取り上げてみる。

柿谷曜一朗(2013 東アジアカップ)

2013年、23歳だった柿谷は森島寛晃からセレッソ大阪の「8番」を託されるとJリーグで活躍。

同年7月に韓国で行われた東アジアカップで初招集されると、代表デビューを果たす。さらに、3ゴールを決めて得点王に輝き、日本優勝の原動力に。

それをアルベルト・ザッケローニ監督に評価され、代表定着を果たす。当時は一躍時の人になるなどまさにこの大会から飛躍していった。

山口蛍(2013 東アジアカップ)

柿谷や扇原貴宏とともに2013年にセレッソ大阪で活躍を見せると、同年の東アジアカップで代表初招集。

22歳で代表デビューを果たすと、日本の優勝に貢献し、大会MVPに選出された。

これでザックの信頼を勝ちとると、代表に定着。主力へと成長し、翌年のワールドカップでも2試合に先発した。

遠藤航(2015 東アジアカップ)

ユース代表では飛び級で招集されるなど早くから期待されていた遠藤。

湘南ベルマーレで活躍していた2015年、7月の東アジアカップで初招集されると代表デビューを果たす。

当時はDF登録で、代表デビュー戦は右サイドバックでの起用だった(北朝鮮と韓国戦は右SB、中国戦はボランチ起用)。

翌年にはリオ五輪に出場し、代表での地位も確立していった。

伊東純也(2017 E-1)

今や日本のエースになった快足スター。代表にデビューしたのは2017年12月に日本で行われたE-1だった。

24歳だった当時は柏レイソルでブレイクしており、同大会で初招集されると代表デビューを果たす。

翌年9月のコスタリカ戦で代表初ゴールを決めると、主力に成長。2022年W杯予選突破にも大きく貢献した。ちなみに、当時から背番号は14だった。

田中碧(2019 E-1)

4-3-3へのシステム移行後、現代表に欠かせないキーマンのひとりになったMF。

2019年10月にブラジルU-22代表相手にスーパーゴールを決めて、一躍その名を知らしめた。同年12月のE-1で初招集されると、21歳で代表デビューを果たす。

2021年には東京五輪に出場すると、アジア最終予選でも途中から主力に定着した(2020年は新型コロナウイルスの影響で海外組のみの招集となったことで出場はなし)。

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日本代表は19日(火)に香港、24日(日)に中国、27日(水)に韓国と対戦する。

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