長崎県各地も大雨 大村は156.5ミリ 線状降水帯発生せず

 長崎県内は15日朝から16日朝にかけて低気圧や前線の影響で、各地で大雨に見舞われた。九州全域と山口県に線状降水帯が発生する可能性があるとの予報が全国で初めて出されていたが、長崎地方気象台によると、発生しなかった。
 15日午前4時の降り始めから16日午前5時までの降水量は、大村156.5ミリ、長崎市長浦岳149.5ミリ、諫早129.5ミリなど。1時間当たり80~90ミリの猛烈な雨が降った地点もあったという。
 県災害警戒本部によると、人的被害や住宅被害はなかった。長崎市は9避難所を開設し6世帯7人、大村市は3避難所を開設し6世帯8人が避難した。


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