【メッツ2-3カブス】@リグリー・フィールド
9連敗中のカブスは1点を追う8回裏、内野ゴロ間の得点で同点とすると、ニコ・ホーナーのタイムリーヒットで1点を勝ち越し。メッツの反撃をデービッド・ロバートソンが抑え、3対2で逆転勝利。前半戦最後の試合でなんとか連敗を止めることに成功した。カブス3番手のロワン・ウィックが2勝目(5敗)をマークし、ロバートソンは13セーブ目を記録。メッツ3番手のドリュー・スミスは3敗目(1勝)を喫している。
1回表にダブルスチールで先制を許したカブスだったが、4回裏に一死満塁のチャンスを作ると押し出しの四球で試合を振り出しに戻す。しかし、その後のチャンスを逃すと直後の5回表にはピート・アロンソに勝ち越しタイムリーを許し、またも追う展開となってしまった。それでも投手陣が追加点を食い止める粘りの投球を見せると、8回裏にチャンスが訪れる。先頭から2連打で無死1・3塁のチャンスを作ると、イアン・ハップの内野ゴロ間に1点を返す。さらに二死2塁となった場面でニコ・ホーナーが決勝のタイムリーを放ち、見事逆転勝利を収めた。
「4番・ライト」で先発出場の鈴木誠也は、四球、ライトフライ、レフト前ヒット、セカンドフライで3打数1安打。8回のチャンスでの打席はものにできなかったが、先頭で2度出塁するなど結果を残し、今季の成績を.272、6本塁打、26打点、5盗塁、OPS.806として前半戦を終えている。