第104回全国高校野球長崎大会 第8日 8強出そろう

【3回戦、島原工-波佐見】6回表島原工2死二塁、宮本の左前打で二走濱﨑が本塁を突くもタッチアウト。捕手溝口=スポーツパークいさはや第1野球場

 第104回全国高校野球選手権長崎大会第8日は17日、長崎市の県営ビッグNスタジアムと諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で3回戦4試合が行われ、大崎、創成館、波佐見、鹿町工が準々決勝へ進み、8強が出そろった。
 大崎は長崎総合科学大付を5-3で退けた。両校計24安打の打ち合いの中、三回に中軸の2本塁打で勝ち越した。創成館は佐世保実に7-0で七回コールド勝ち。攻撃は12安打、守備は三塁を踏ませずに盤石だった。

【3回戦、創成館―佐世保実】4回表創成館無死、山村が中前打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 波佐見は島原工に9-2で七回コールド勝ち。中盤以降に打線がつながり、六回に7点を奪って試合をほぼ決定付けた。鹿町工は諫早に5-3で競り勝った。五回までに点差を広げ、粘る相手を石田が完投で振り切った。
 3日間の休養を挟み、第9日は21日、スポーツパークいさはや第1野球場で準々決勝2試合を実施する。

【3回戦、諫早-鹿町工】3失点で完投した鹿町工のエース石田=スポーツパークいさはや第1野球場

© 株式会社長崎新聞社