埼玉県滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園内各所に自生する里山の女王「ヤマユリ」が見ごろを迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。
園内には計約1万株のヤマユリが自生、その規模は「関東最大級」とされる。そのうち下旬にかけて、約3千株のヤマユリが順次開花する。
今年は例年より1週間ほど早く、今月2日に最初の開花を確認した。見ごろのピークは天候にもよるが20日頃の見込みで、今月末ごろまで楽しめるという。
このところの雨模様で、週末にしては入園者は少なめだったが、家族や夫婦連れらが、ヤマユリ特有の「甘い香り」を楽しんでいた。
問い合わせは、国営武蔵丘陵森林公園(電話0493.57.2111)へ。