栃木県の福田知事、4回目ワクチン接種

4回目の新型コロナウイルスワクチン接種を受ける福田知事(左)=17日午前、宇都宮市駒生町(代表撮影)

 福田富一(ふくだとみかず)知事は17日、宇都宮市駒生町のとちぎ健康の森に設置した県営「とちぎワクチン接種センター」で、4回目の新型コロナウイルスワクチン接種を受けた。県内もオミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりで感染流行の第7波に入り、「自分と家族の健康を守るため、早めの接種を検討してほしい」と県民へ呼びかけた。

 福田知事は午前11時過ぎに同センターを訪れ、米モデルナ製ワクチンの接種を受けた。約15分の経過観察後、取材に応じ「2年間で4回目のワクチン接種に心配がないわけではないが、重症化を避ける効果が高く、接種率の高い年代は感染率も低い」と、あらためて県民に早期接種の検討を要請した。

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