横浜市在住の平田、齋藤選手が市役所訪問 バトントワリング世界選手権での健闘誓う

表敬訪問した平田選手(左)と齋藤選手=横浜市役所

 イタリア・トリノで開かれる「第35回世界バトントワーリング選手権大会」の個人の部に日本代表として出場する横浜市内在住の平田釉莉(ゆうり)選手(17)=港北区=と齋藤晟(じょう)選手(17)=港南区=がこのほど、同市役所を訪れ、山中竹春市長に大舞台での健闘を誓った。

 平田選手は「LITTLE STAR BATON TEAM」に所属。今年3月の選考会で3位入賞し、初めての世界切符をつかんだ。「杉浦紀子バトンスタジオ」に所属する齋藤選手は昨年の選考会で3位に入ったものの、新型コロナウイルス禍で大会が開かれず、2年越しの参加となる。

 山中市長から「日頃の練習の成果を発揮し、ぜひいい成績を」と激励されると、齋藤選手は「金メダルを日本へ持って帰れるように精いっぱい頑張りたい」と応じ、平田選手は「練習の成果を一生懸命発揮できるようにしたい」と話していた。

 大会は8月に個人、ペア、チームの3種目で開催される。個人には男女のユース、ジュニア、シニア計6部門があり、各国より選出された各部門3人の代表選手がショートプログラム(規定競技)とフリースタイル(自由演技)で競う。

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