木下サーカス120年の歩み紹介 岡山公演会場でパネル展

木下サーカスの120年の歩みを紹介したパネル展

 木下大サーカス岡山公演(山陽新聞社主催)を開催中の岡山市北区北長瀬表町の岡山ドーム東隣特設会場で、サーカス創立から120年の歩みを振り返るパネル展が開かれている。

 57枚の写真を掲示。初期の自転車の曲芸を紹介した絵はがき(1917年)、今では見られないアシカショー(77年)など貴重な写真があるほか、歴代のさまざまなデザインの公演ポスターも並んでいる。

 家族3人で訪れた会社員男性(38)=同市北区=は「幼い頃に見た公演のポスターがあり、楽しかった思い出がよみがえった」と話した。

 会場には8月に紙齢5万号を迎える山陽新聞の歴史を伝えるパネルも掲示。前身の山陽新報創刊号(1879年1月4日付)のほか、1988年の瀬戸大橋開通、2005年の岡山国体などを報じた紙面を載せている。

 展示はいずれも会期終了の9月7日まで。

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