アユつかみ捕りに笑顔 大田原の那珂川に「やな」設置

アユつかみや水遊びをする子どもたち

 大田原市黒羽向町の黒羽観光やなにこのほど、夏の風物詩である「やな」が設置された。小さなアユが次々と打ち上がり、家族連れや観光客を楽しませている。10月31日まで。

 やなは幅4.8メートル、長さ20メートル。鉄骨で組まれ、同やなレストハウス前を流れる那珂川に設置されている。

 18日は晴天の下、子どもたちがアユつかみや水遊びを楽しんでいた。捕まえたアユの数を弟と競った黒羽小2年渡辺碧翔(わたなべあおと)君(7)は「6匹とれた。初めてつかめてうれしかった」と笑顔で話した。

 火曜定休。午前10時~午後5時。大雨による増水などで危険な場合は、やなへの立ち入りを禁止にするなどの安全策を講じる。

 (問)同やな0287.54.0087。

やなで涼を取る家族連れたち

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