まるで「天の川」光で河畔彩る 岡山・石山公園一帯でイルミ催し

鮮やかにライトアップされた岡山市中心部の旭川沿い=20日午後7時40分

 岡山市中心部の旭川沿いを夜間にイルミネーションで彩る「旭川★星降る川辺の物語」が20日、石山公園(同市北区石関町)一帯で始まった。天の川をテーマにした明かりで河畔を鮮やかに演出する。11月27日まで。

 大型観光企画・岡山デスティネーションキャンペーンの一環で、おかやま観光コンベンション協会と市が初めて企画した。約6万球の発光ダイオード(LED)や投光器を設置。公園の木々や堤防上の遊歩道を照らすほか、川沿いの柵の一部では光の色が変化するイルミネーションで幻想的な空間をつくり出している。

 家族と訪れた岡山市立高島小1年女子(6)は「公園のいろいろな所に光が当たってきれい。明るくてゆっくり歩いてみたくなる」と話した。

 点灯時間は午後6時半~10時。9月以降は開始を早める。市中心部では西川緑道公園をライトアップする「西川夏あかり」(市主催、8月31日まで)も同時にスタートした。

ライトアップされた石山公園

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