長崎市出身の元Jリーガー兵藤慎剛さん（36）が、国見高の同級生である中村北斗さん（37）と協力して小学5、6年生対象の無料サッカー教室を8月20日に長崎市内で開く。午前の部（5年）と午後の部（6年）があり、定員は各50人。実技と座学の2部構成で、会場は長崎市の市営ラグビー・サッカー場と県営ビッグNスタジアム。現在、参加者を募集している。
兵藤さんは横浜F・マリノスなどで活躍し、今年2月に引退を発表した。早大時代はスポーツ科学部で学び、教員免許も取得している。今後はサッカーを切り口にした地域貢献を考えており、故郷で行う今回のイベントをセカンドキャリアのスタートと位置付けている。諫早市出身の中村さんは2019年にV・ファーレン長崎で引退。今回は親交が深い兵藤さんの呼びかけに応じて参加する。
2人はボールの扱い方やサッカーがうまくなるための考え方、夢を持つ大切さなどを伝える。地場企業を中心に10社以上の協賛を得て、参加者の費用負担をなくした。兵藤さんは「長崎のサッカーがまた強くなってほしいし、長崎自体を盛り上げたい。子どもたちが何か感じてくれるような機会にしたい」としている。
参加には事前予約が必要。ホームページ（ngskss22.wixsite.com/my-site）から応募できる。
