【速報】広島県全体で2344人感染確認 初めて2000人上回り過去最多 新型コロナ(21日)

新型コロナの感染確認などの情報です。

21日は、広島市で過去最多の1045人、福山市で過去最多の492人、呉市で過去最多の212人、東広島市で過去最多の151人、廿日市市で過去最多100人、熊野町で過去最多の36人など、県内で合わせて2344人の感染確認が発表されました。

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県全体でこれまで最も多かったのはことし1月28日の1599人で、21日はこれを上回り、過去最多となりました。

また、県内で合わせて患者4人の死亡が発表されています。

広島の周辺の県でも感染者の発表は急増しています。岡山県1821人、山口県1424人、鳥取県573人、香川県1164人が、いずれも過去最多です。また、愛媛県・島根県は21日も1000人を超えています。

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「第7波」で全国的に感染が急拡大していて、広島も例外ではありません。県のシミュレーションでは今月下旬には1日の発表が4500人を超えて、医療がひっ迫する恐れもあるとしています。

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その医療の状況です。20日時点で県内の患者数は9720人で、再び1万人に近づいています。このうち重症の方は5人、中等症の方は31人…。医療機関の確保病床の使用率は41.5%(確保583床・入院242人)となっています。宿泊療養者用ホテルの部屋の使用率は44%(確保1638室・利用721人)です。患者のうち医療機関に入院などせず、入所している福祉施設などで療養されているのは261人。自宅療養・待機の方は8496人となっています。

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医療機関の病床使用率と宿泊療養施設の使用率、ともに4割を超えていますが、県は入院する人の増加に備えて、来月1日から入院病床を増やす方針です。

こうした中、行動制限については、県は、▼飲食による感染のケースが2%程度に止まっていること▼病床への負荷がかかっていないことをあげて、「生活や経済に与える影響が大きく慎重に検討する必要がある」として、現段階では状況を見極める方針を示しています。

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一方、あらためて、基本的な防止対策や積極的な検査に加えて、熱中症予防との両立=・職場でエアコンを使っても定期的に換気をすること。・屋外でも密な場面ではマスク。それ以外ではマスクを外してこまめな水分補給などを呼びかけています。

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