【新型コロナ】横浜で1572人感染 医療施設など新規クラスター20件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は21日、男女2人の死亡と、新たに10歳未満~100歳以上の男女1572人の感染が確認されたと発表した。

 死亡したのは80代男性と90代女性で、いずれもクラスター(感染者集団)が確認されている施設の関係者。男性は医療機関に入院していたところ、11日に陽性が判明し、19日に誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡。女性は介護老人保健施設の入所者で、13日に陽性が分かり、20日に老衰で亡くなった。

 新規感染者の症状別では中等症4人、軽症1562人、無症状5人で、1人の症状が分かっていない。年代別内訳は、10代が279人で最多。20代249人、10歳未満245人、40代215人、30代188人、50代181人、60代76人、70代73人、80代50人、90代15人、100歳以上1人の順。

 新規クラスターは20件で、医療機関や通所介護施設、介護老人保健施設、有料老人ホームなどで確認された。

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