8月に美作市で開かれる花火大会の運営に携わる市民グループが、NPO法人・岡山NPOセンターが運営する「KOTOMO基金」を通じて貧困家庭の子どもたちを大会に招待する。21日、観覧チケット30枚を同センターに贈った。
グループは今年還暦となる岡山、倉敷市の8人でつくる「恋する還暦実行委」。岡山市内で黒住宗道委員長(60)が「子どもに夏休みの楽しい思い出をつくってほしい」と、同センターの石原達也代表理事(45)に目録を手渡した。開催中の木下大サーカス岡山公演の観覧チケット600枚と池田動物園の入場券200枚も贈った。
同基金には、子ども食堂の運営や難病の子どもがいる家庭の支援などに取り組む県内の9団体が登録。これらのチケットは同センターが団体を通じて子どもたちに配る。
花火大会は、美作市滝宮の岡山国際サーキットで8月6日に開催される「OKAYAMA(オカヤマ) FIREWORKS(ファイヤーワークス) FESTIVAL(フェスティバル)2022」。同実行委は会場の飲食店ブースなどを運営する。