ブレックス笠井入団会見 「連覇へ役割を全う」

入団会見を行いユニホームを掲げるブレックスの笠井=県庁

 バスケットボールB1の宇都宮ブレックスに新加入した前群馬のポイントガード笠井康平(かさいこうへい)(28)=176センチ、77キロ=が21日、県庁で入団記者会見を行い「素晴らしい成績を残した翌年にプレーするチャンスをもらったことをうれしく思うし、その期待に応えたい。任された役割を全うしてチームの勝利、連覇に貢献したい」と意気込みを語った。

 笠井は香川県出身。尽誠学園高から青山学院大に進み、卒業後は2016年から実業団の四国電力、18年からB1名古屋、20年に当時B2の群馬に加入しそれぞれ2期プレーした。

 自身の特長を「チームの先頭に立って味方を鼓舞しながら守りで体を張れる。数字には残らない部分でも貢献できる」と説明。すでにチーム内の個人トレーニングに参加しており、青山学院大時代の同級生、鵤誠司(いかるがせいじ)を介してチームメートとコミュニケーションを深めているという。

 ブレックスの印象については「チームの完成度とプレーの遂行力の高さを強く感じる」と語り、「ファンの皆さんの心をつかめるように頑張りたい」とプレーを心待ちにした。

 同席した鎌田真吾(かまたしんご)ゼネラルマネジャーは「ハッスルできるハードワーカーで、守りでチームにプラスの影響を与えてくれる選手。チームを良い方向に導いてくれると期待している」と述べた。

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