国内で1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が過去最多の19万人に達する「第7波」の夏をどう考えますか─。神奈川新聞社の「追う! マイ・カナガワ」取材班は、無料通信アプリLINE(ライン)で登録した「マイカナ友だち」を対象にアンケートを実施した。外出自粛要請などが見合わされている中、行動制限の必要性を巡っては意見が分かれた。
アンケートには488人が回答。「行動制限すべきである」が216人、「行動制限は必要ない」が182人、「分からない」が90人だった。
「すべきである」とした横浜市旭区の40代の女性会社員は「2度コロナになったので3度目は避けたい」と訴えた。
「受験生の娘には難病があり、副反応が心配でワクチン接種をしていない」と不安を吐露する茅ケ崎市の小学校非常勤職員の40代女性は「ワクチン接種をしたくてもできない人もいる。行動制限をして感染を抑えるべきだ」と切実な声を寄せた。
一方、「必要ない」とした人からは「個々人が感染予防をしながら普通の生活をして経済を回すべきだと思う」(横浜市瀬谷区の64歳銀行シニア職員男性)との意見もあった。
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アンケートは、LINE登録したマイカナ友だちを対象に21~22日に実施した。無作為抽出の世論調査とは異なる。