作新敗退 11連覇逃す 国学栃木、宇南きょう決戦 高校野球栃木大会

11連覇を阻まれ、泣き崩れる作新ナイン=県営

 第104回全国高校野球選手権栃木大会第12日は23日、県営球場で準決勝2試合を行い、大会11連覇を狙った作新学院はノーシード国学院栃木に延長10回5-6でサヨナラ負けを喫した。公立校として唯一準決勝に残った宇都宮南は、7回コールド12-5で佐野日大を下した。国学院栃木-宇都宮南の決勝は24日午前10時から、同球場で行われる。

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 3点を追う作新は土壇場の九回、一挙に5点を奪い逆転に成功。その裏、2点をかえされ延長に突入した十回、国学院栃木の平井悠馬(ひらいゆうま)に左越えのサヨナラ本塁打を浴びた。2011年の1回戦から続いていた作新学院の大会連勝記録は62で止まった。

 佐野日大に先制を許した宇都宮南は五回に3点差を逆転。さらに1点リードの六回、境楓生(さかいふうき)の3点適時三塁打などで6点を挙げ、一気に勝負を決めた。

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