井原線を運行する井原鉄道（井原市東江原町）は、大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン」（DC、7～9月）に合わせ、名物車両をあしらったメモ帳などオリジナルグッズを作製、販売している。
DC期間中に来岡する観光客に土産として購入してもらい、ファン獲得につなげる狙い。
グッズはメモ帳と便箋。メモ帳は4面の折り畳み式で、表紙、中面ともに星空をテーマにしたラッピング車両「スタートレイン」、大原美術館（倉敷市）の絵画をモチーフにした「アート列車」、イベント列車「夢やすらぎ号」のイラストをあしらっている。メモ用紙は計80枚あり、価格は700円。
便箋は2種類で、それぞれ表紙にスタートレインと夢やすらぎ号をデザイン。スタートレインは、美星天文台（井原市）や備中国分寺（総社市）など沿線の観光名所のイラストを添え、夢やすらぎ号は、赤を基調に和風の雰囲気に仕上げた。20枚つづりで500円。
同社は「個性的な車両を全国に売り出し、ファンが沿線を訪れるきっかけになってほしい」としている。販売は清音、矢掛、井原、神辺駅のほか、ネットショップでも扱う。
