アメリカのオレゴン州で開かれている世界陸上、女子100メートルハードルで、広島皆実高校出身で広島を拠点に練習している福部真子が、日本新記録の走りで歴史に名を刻みました。
日本時間午前9時に行われた、女子100メートルハードルの準決勝。状態の良かった福部は、予選レースの後に「次こそ日本記録だ!」と意気込んで臨んでいました。
1レーンの福部は、世界の強豪に食らいつく走りを見せます。1位のナイジェリア、トビ・アムサンが世界新記録をマークしたこのレース。8位でゴールした福部の記録は12秒82。決勝進出とはなりませんでしたが、悲願だった日本新記録樹立を果たしました。
日本新記録を樹立 広島皆実高校出身 福部真子
「(12秒)82というタイムは想定外だったので、うれしい。いろんな人々に助けてもらったという思いでいっぱい」