バックス選手が英語で交流 日光の小学校で連携事業

 【日光】アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスはこのほど、英語が堪能な選手を日光小に派遣して児童と交流した。

 市が進める早期英語教育の一環で、英語力向上を図るほか、プロスポーツ選手との交流を通して夢や目標を持って学び続ける姿勢を育む狙い。

 日光、清滝、安良沢の3小学校で今月スタート。月2回程度、各校で年間11回、選手がさまざまな科目の授業に参加する。

 日光小にはバックスのベンガート朗孟(ろまん)選手(26)が訪れ、4、6年の授業に参加した。6年の児童18人は授業で学んだ英語を使って質問したり、自己紹介したりした。

 6年の深谷征慈(ふかやせいじ)君(11)は「優しく教えてくれて、楽しい授業だった。また来てくれるのが楽しみ」、ベンガート選手は「みんな英語が上手でびっくり。今後も体を動かすなどして楽しく交流したい」と話した。

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