第104回全国高校野球選手権埼玉大会は26日、県営大宮球場で決勝が行われ、ノーシード聖望学園が1―0でAシード浦和学院に完封勝利し、13年ぶり4度目の優勝と甲子園出場を決めた。
聖望学園は、エース岡部が4安打完封。打線は三回無死三塁から2番大橋の右前への先制タイムリーが決勝点となった。
優勝した聖望学園は、全国高校野球選手権大会(8月6~22日・甲子園)で県勢として5年ぶり2度目の深紅の大優勝旗を目指す。
■聖望学園 激闘の足取り
▽2回戦 18―0 浦和西 16安打18得点で5回コールド勝ち ▽3回戦 4―1 浦和工 荒江、東山の継投で1点に抑える ▽4回戦 6―3 大宮東 菅野の走者一掃二塁打でダメ押し ▽5回戦 5―3 昌平 9回に上石の犠飛などで2点追加 ▽準々決勝 3―0 武南 岡部、東山の継投で完封勝利する ▽準決勝 5―4 山村学園 12安打5得点で打ち合いを制した ▽決勝 1―0 浦和学院 エース岡部が4安打完封に抑える