【日光】鬼怒川・川治温泉街の夏を彩る「第59回龍王祭(りゅうおうまつり)」が22、23の両日、鬼怒川温泉街で3年ぶりに行われた。
22日は地元若衆らによる「鬼祭会(きさいかい)」の30人が担ぐ「万燈神輿(まんどうみこし)」「本神輿」、女性12人が担ぐ「女樽(おんなたる)神輿」の計3基が温泉街を練り歩いた。
みこしは花火が打ち上げられる中、温泉街の鬼怒川に架かる橋を渡り、鬼怒川温泉ホテル前の特設ステージを目指した。訪れた見物客たちは、花火とみこしを写真、動画で撮影するなどして楽しんでいた。
龍王祭実行委員会の岩本浩志(いわもとひろし)委員長(59)は「新型コロナウイルス対策のガイドライン作成や周知などで苦労したが、無事開催できてよかった」と話した。