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新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は28日、市内に住む90代女性2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女3838人の感染が新たに確認されたと発表した。市内の1日当たりの感染者数として過去最多という。
市によると、川崎区の90代女性は体調不良を訴えて市内の病院に救急搬送され、17日に感染が判明。そのまま入院し、26日に死亡した。女性は基礎疾患はなく、ワクチンは未接種という。
宮前区の90代女性は発熱や嘔吐(おうと)などの症状が現れたため市内の病院に救急搬送され、25日に感染が判明。そのまま入院し、26日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは未接種という。
感染者の年代別の内訳は、20代が637人、30代が615人、40代が605人、10代が520人、10歳未満が490人、50代が486人、60代が195人、70代が162人、80代が82人、90代が44人、100歳以上が2人。3733人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は105人で、このうち家庭内感染は97人。
症状別の内訳は、重症が1人、中等症が35人、軽症が3567人、無症状が71人、調査中が164人。