<子ども未来応援>小学生が動物園飼育員を体験 命の大切さ学ぶ機会に

東京・江戸川区の動物園で、夏休み中の小学生たちが「飼育員の仕事」を体験しました。子どもたちは飼育体験を通して、動物の生態だけでなく命の大切さを学ぶ機会にもなったようです。

この日、江戸川区の動物園で行われたのは、区内の小学3、4年生を対象とした「飼育員の一日体験プログラム」です。子どもたちは飼育小屋の掃除などを手伝い、動物と触れ合いながら飼育員の仕事や動物の生態について学んでいきました。初めて目の当たりにする飼育員の仕事の中には、想像していなかった「ヘビやフクロウのため、餌となる冷凍のネズミを準備する」という飼育員の作業もあり、思わず子どもたちから悲鳴も上がりました。飼育員は「みんなもお肉を食べるでしょう。命はありがたく、残さないように食べましょう」と子どもたちに優しく語りかけ、飼育体験を通して命の重さを学ぶ機会にもなったようです。

参加した子どもたちは「モルモットの世話をして楽しかった。獣医の仕事も知れてよかった」「初めて触った感触もあり、いろいろなことが知れてよかった」「ヘビはつるつるしていて、たまに卵の殻みたいにちくっとした」「グリーンイグアナを触ってみたい」などと感想を話しました。

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