大阪カジノ・住民投票条例案、府議会で29日に提出

大阪府・市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非を問う住民投票条例を制定するかどうか、府議会の臨時議会が7月29日午後から開かれ、審議される。第3会派の自民党府議団(13人)は賛成する方針を固めたが、誘致を推進する大阪維新の会が過半数を占め、第2会派の公明党府議団(15人)も反対を表明していることから否決される公算が大きい。(新聞うずみ火 矢野宏)

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IRカジノ誘致を巡っては、大阪市の市民団体が住民投票条例制定を求める署名約21万筆を集め、21日に吉村洋文知事に直接請求した。吉村知事は地方自治法に従い、この日の臨時府議会に条例案を提出する。
市民団体は昼まで府庁前で座り込みを行い、午後から府議会を傍聴。夕方から記者会見を開く予定だ。

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