環境省と気象庁は30日、神奈川県に今年初となる「熱中症警戒アラート」を発表した。また、31日も危険な暑さになるとして、2日連続でアラートを出し、エアコンなどを利用して室内で過ごすよう呼びかけた。
31日に「暑さ指数」がアラートの発表基準(33以上)に達すると予想された地点は藤沢市の33。三浦市が32、横浜市と海老名市、小田原市は31となっている。30日と同様に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になるとして、外出をなるべく避けるとともに、こまめな休憩や水分補給を心がけるよう求めている。
熱中症警戒アラートは2021年度から全国で運用。気温だけでなく、湿度や日差しの強さも加味して算出した暑さ指数を活用している。
30日は小田原市で36.3度まで気温が上昇、7月の観測史上最高を更新した。31日の予想最高気温は横浜市が34度、小田原市が35度となっている。