【茂木】福島県国見町の名産の桃の販売会が24日、道の駅もてぎで開かれ、多くの客が列を作って夏の味覚を買い求めた。
同町の「道の駅国見あつかしの郷(さと)」がこの日の朝、早生(わせ)の主力品種の一つ「暁星」など2品種300箱余り計575キロを運び込んだ。販売開始の午前10時には約150人が売り場に並び、昨年のほぼ倍の量が2時間半余りで完売した。
同町の引地真(ひきちまこと)町長も売り場に立ち、同県の「2022ミスピーチ」伊藤愛理(いとうあいり)さん(27)は名産の桃のおいしさをアピールした。
朝8時半から並んだ益子町七井、パート従業員河原和子(かわはらかずこ)さん(68)は2箱を抱え「娘に1箱あげて、もう1箱は家で食べたい」と笑顔で話した。